2017年02月

2017年02月10日

犬や猫の殺処分を廃止する新法

台湾で、保護施設に収容された犬や猫の殺処分を廃止する新法が施行されたのだそうです。

これはとてもいいことだとは思いますが、実はこの1年前には、悲しい出来事が起こっていたのだそうです。

というのも、1年近く前、殺される動物たちが見るに忍びないという理由から、その施設で働いていた女性獣医が自殺したのだそうです。

この女性獣医は動物が大好きだったのだそうで、2016年5月5日に命を絶ったのだそうです。
しかも、その死は、動物たちを安楽死させるのと同じ薬品を使用したのだそうで、書き置きを残していたのだそうです。

「迷い犬がどんな目に遭うか、台湾の人々に理解してもらいたい。」と・・・。

どんなに辛かったでしょうね・・・。
しかも犬たちの死の辛さだけではなく、彼女自身も誹謗中傷にあっていたようで、一部の人は彼女のことを「美しき虐殺者」と呼んでいたのだそうです。

というのも、テレビのインタビューを受けたときに、2年間で700匹を殺処分したと報じられることによって、周りからは彼女に対する個人攻撃が始まったのだそうで、ここに事情も知らずに、軽々しく人を罵る人間の醜さが見えてきますね。

彼女だって好き好んで殺処分をしておらず、初めて殺処分に立ち会った時には「家に帰って一晩泣き明かしました」と苦しさを訴えていたにも関わらず、馬鹿な人間が「殺処分」していることだけで中傷するのですから・・・。

そもそも動物を簡単に飼って、飼えなくなったからといって捨ててしまう馬鹿な人間が悪いにも関わらず・・・。

どうしてこう、人間は一番の悪に対して目をそらし、善良である人々を傷つけるのでしょうね。
テレビを観ていても、明らかに万引きすることが悪いにも関わらず、それなりの対処ができないのであれば、万引きされることも致し方ないなどと信じられないことを発言していたアナウンサーもいますが、この人達の頭の回路はどうなっているのでしょうね?

悪いのは、万引きする人間であって、法を犯すような人間が法に守られ、法を守っている人間が咎められるのは納得がいきません。

人権だのなんだのを訴えていれば、いい人みたいな世界は止めて欲しいですね。
悪いことをする人間には、それそうとうの罰は必要だと思います。

・・・なんだか話がそれてしまいましたが、つまるところ、今の世界は、美しき心を持った人や、善良な人々が生きて行くには、息苦しい世界だなということが言いたいのでした。

彼女の死が報じられると、台湾では怒りと当惑が溢れたということらしいですが、それでは遅いんですよ。
なにもかも正義は事後であり、さらにはそれすらも忘れてしまうという人間の都合よさには、呆れてしまいます。



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manishkriss at 17:03|Permalinkニュース 
橘田幸俊
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