狂犬病予防接種を必ず受けましょう!

2013年04月02日

今日の犬のお話。

『狂犬病』という名前は聞いたことありますか? 
ラブドウイルス科リッサウイルス属の狂犬病ウイルスを
病原体とするウイルス性の人獣共通感染症です。
これは人、その他哺乳類全てに感染します。
そしてほぼ死亡に至る大変恐ろしい病気です。
最も致死率が高い病気と言われてるんですよ!

日本では1950年に狂犬病予防法施行。
飼い犬の登録とワクチン接種の義務化、
徹底した野犬の駆除によって1956年以来、
犬、ヒト、共に狂犬病の発生はなくなりました。

ですが最近では犬への狂犬病ワクチンの接種率は
近年低下しているという現実…
厚生労働省の調査による2007年度の登録頭数は約674万頭、
接種率75.6%、同年のペットフード工業会の全国調査による
犬の飼育頭数は約1,252万2,000頭。
これから割り出される未登録犬も含めた
予防注射実施率は約40%!!!!!!!!
流行を防ぐために必要とされるWHOガイドラインの
70%を遥かに下回っているので、
いつ国内で狂犬病が発症されるか分からない状態。

そもそも狂犬病ってどうやったらうつるの?
狂犬病に感染した犬に噛まれることで感染します。
(100%の確立で発症する訳ではないですが、
発症したらほぼ死に至るので非常に危険です)


なら狂犬病になったらどうなるの?

【犬の場合】 
感染すると1~2週間の短期間で発病!
狂騒型と麻痺型とがあります。
狂騒型では、極度に興奮し攻撃的な行動を示します。
麻痺型では後半身から前半身に麻痺が拡がり、
食物や水が飲み込めなくなります。
例えば…
むやみに歩き回り、柱などの物体にかみついたり、
地面を無意味に掘るなど狼のような特徴的な遠吠え、
異常行動をがみられるようになります。
また、ヨダレを流すようになったり…
飲水時にのどがけいれんし苦しむため、
水を極端に怖れるようになり、
やがて死亡します。
最終的には昏睡状態から100%死に至ります。 

【人の場合】 
潜伏期間は9日から数年。人によって差があるようです。
通常は20から60日程度と言われています。
発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐などの不定症状。
また噛まれた部位の異常感覚があります。
のちに筋肉の緊張、幻覚、けいれん、嚥下困難など起き、
非常に苦しいため水を怖れるようになります。
冷たい風でも同様にけいれんする(恐風症)もあります。
人とは程遠いような信じられない症状が出ます!
例えば犬の遠吠えや唸り声をあげ、
大量のヨダレをながし、
昏睡、呼吸麻痺が起き死亡します。 

犬を飼ったらまずすることがあります!
<犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務>
犬の飼い主には、
(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
が法律により義務付けられています。

その地区によりますが、
だいたい予防接種は4月~6月に実施されています。
この期間外に犬を飼った方の場合は、
市区町村に飼い犬の登録してから
きちんと動物病院で接種してもらってください! 

本当に恐ろしい感染症です。
法律で義務付けられてることですので
必ず犬の登録と狂犬病予防接種を受けましょう! 
 

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橘田幸俊 at 14:51│ペットのお手入れ 
橘田幸俊
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