愛情ホルモンが増加する?犬と人の関係
2015年04月17日
麻布大学が行った研究によって、犬と人との絆が科学的に解明されたそうです。
なにが解明されたのかというと、これまではペットと遊ぶだけでもオキシトシンという物質が上昇することが知られていたのですが、これが人と犬の関係となると視線を合わせているだけで、このオキシトシンが増加し、お互いの親近感や信頼関係を高めているのだそうです。
ちなみにこのオキシトシンというのは、ウィキペディアによると
良好な対人関係が築かれているときに分泌され、闘争欲や遁走欲、恐怖心を減少させる
とされており、愛情ホルモンと呼ばれていて、ストレスを緩和させたり、社交的になれたりと心理的にも肉体的にも多大な影響をあたえているのだそうです。
そもそも動物の間では、相手を見つめるというのは威嚇のサインでしかないのですが、人間同士、または犬と人間であれば敵対するという場合もあるでしょうが、その多くは親和的なものであったりします。
中には、ガン飛ばすなどということもありますが・・・
しかも面白いことに、この絆にかんしては、チンパンジーよりも犬のほうが「人のこころのありよう」に近いそうで、ますます犬が動物界の中でも神秘的なものになりつつありますね。
橘田幸俊 at 18:28│ニュース