狂犬病

2013年04月24日

狂犬病注射は病院ではなく自治体で!!!

この季節だからか、最近は知人とかに狂犬病注射について質問されることが多かったので、今回はこのテーマについて書きたいと思います。

今日のタイトル通りなのですが、狂犬病の予防注射は病院より自治体が開催してる集合注射にて接種して下さい!

自治体が開催している集合注射では平日に行われることが多くあります。
なのでお仕事なさってる方は、なかなか難しいこともあると思います。

ですが、動物病院で接種しても狂犬病予防注射済証(証明書)を病院から受け取り、結局役所に届けなければいけないからです。

そこで初めて犬の鑑札、注射済票が発行されます。

病院によってはその場で発行してくれる所もあるようですが、主に知人のいる東京では病院で接種しても狂犬病予防注射済証(証明書)を役所に届けることになってしまうのです。

その地域にもよると思いますが、自治体が開催してる集合注射で接種してください。

結局平日に接種することになりますが、可愛い愛犬の為に…
それが飼い主の義務ですから…



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manishkriss at 13:01|Permalink

2013年04月16日

犬の混合ワクチンについて。

こんにちは!
我が家には犬が二頭います。
そして先日狂犬病の注射もしてきました!
犬を飼ってる方、ちゃんとやりましたか?
中には狂犬病予防接種なんて犬の体に毒だ!
なんて訳分からないこと言ってる人もいるみたいですが、
ほぼ100%死に至る狂犬病に大切な飼い犬が
かからない為に受けるものだと僕は思います。
もし飼い犬が狂犬病にかかったら?
きっと恐ろしくて近づけないと思います。
じゃ、死ぬまで放置しておくのですか?
そっちの方が残酷だと思いませんか?
狂犬病予防接種に反対してる人の意味が分かりません!

【厚生労働省のHP】 
狂犬病とは

さて本題。
犬を飼ったら狂犬病だけでなく混合ワクチン接種もあります。
これは義務付けられてるものではありませんが、
こちらも年に一回接種してる方の方が多いです。
実際は免疫が持続する範囲内の
3年に一度でもいいとは言われていますが、
日本の場合、ドッグランなどの多くの犬が集まる場所に
行く際には、ワクチン接種や、狂犬病接種してないと
入れない施設も数多くあるのが現状です。
犬によっては副作用が出る場合もあります。
致死に関わるような副作用は、
接種して30分以内に出ると言われてますので
混合ワクチンを打ったその日は
必ず飼い主さんが側にいて、
観察してあげることが大切です。
これは人間も同じことです。
ちなみに僕はインフルエンザ予防接種打ったら
熱が出て寝込み、そこから打ったことありませんww

混合ワクチンは何種を打ったらいいの?

という話をよくされますが、
それは住んでる地域の環境などで変わります。
東京のような都会に住んでる子であれは
3種か5種で十分です。
車に乗って外出することが多い子は
いくら都会暮らしでも最低5種は打っておきたい所。
田舎暮らしの子だと、
自然には色々な感染症がありますので
できるだけ多くの混合ワクチンを
打った方がいいと思います。
(8種とか9種とか)
これは獣医さんに相談すると、
細かく色々教えてくれますので
その子の行動範囲に合った混合ワクチンを
接種するといいですよ!

混合ワクチン接種については、
本当に飼い主さんの判断で決めて下さい。
ちなみに我が家の犬は年に一度受けています。
幸い副作用もなく、感染症にかかるリスクを
減らせることができるんですからね!
 


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manishkriss at 12:54|Permalink

2013年04月02日

狂犬病予防接種を必ず受けましょう!

今日の犬のお話。

『狂犬病』という名前は聞いたことありますか? 
ラブドウイルス科リッサウイルス属の狂犬病ウイルスを
病原体とするウイルス性の人獣共通感染症です。
これは人、その他哺乳類全てに感染します。
そしてほぼ死亡に至る大変恐ろしい病気です。
最も致死率が高い病気と言われてるんですよ!

日本では1950年に狂犬病予防法施行。
飼い犬の登録とワクチン接種の義務化、
徹底した野犬の駆除によって1956年以来、
犬、ヒト、共に狂犬病の発生はなくなりました。

ですが最近では犬への狂犬病ワクチンの接種率は
近年低下しているという現実…
厚生労働省の調査による2007年度の登録頭数は約674万頭、
接種率75.6%、同年のペットフード工業会の全国調査による
犬の飼育頭数は約1,252万2,000頭。
これから割り出される未登録犬も含めた
予防注射実施率は約40%!!!!!!!!
流行を防ぐために必要とされるWHOガイドラインの
70%を遥かに下回っているので、
いつ国内で狂犬病が発症されるか分からない状態。

そもそも狂犬病ってどうやったらうつるの?
狂犬病に感染した犬に噛まれることで感染します。
(100%の確立で発症する訳ではないですが、
発症したらほぼ死に至るので非常に危険です)


なら狂犬病になったらどうなるの?

【犬の場合】 
感染すると1~2週間の短期間で発病!
狂騒型と麻痺型とがあります。
狂騒型では、極度に興奮し攻撃的な行動を示します。
麻痺型では後半身から前半身に麻痺が拡がり、
食物や水が飲み込めなくなります。
例えば…
むやみに歩き回り、柱などの物体にかみついたり、
地面を無意味に掘るなど狼のような特徴的な遠吠え、
異常行動をがみられるようになります。
また、ヨダレを流すようになったり…
飲水時にのどがけいれんし苦しむため、
水を極端に怖れるようになり、
やがて死亡します。
最終的には昏睡状態から100%死に至ります。 

【人の場合】 
潜伏期間は9日から数年。人によって差があるようです。
通常は20から60日程度と言われています。
発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐などの不定症状。
また噛まれた部位の異常感覚があります。
のちに筋肉の緊張、幻覚、けいれん、嚥下困難など起き、
非常に苦しいため水を怖れるようになります。
冷たい風でも同様にけいれんする(恐風症)もあります。
人とは程遠いような信じられない症状が出ます!
例えば犬の遠吠えや唸り声をあげ、
大量のヨダレをながし、
昏睡、呼吸麻痺が起き死亡します。 

犬を飼ったらまずすることがあります!
<犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務>
犬の飼い主には、
(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
が法律により義務付けられています。

その地区によりますが、
だいたい予防接種は4月~6月に実施されています。
この期間外に犬を飼った方の場合は、
市区町村に飼い犬の登録してから
きちんと動物病院で接種してもらってください! 

本当に恐ろしい感染症です。
法律で義務付けられてることですので
必ず犬の登録と狂犬病予防接種を受けましょう! 
 

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manishkriss at 14:51|Permalink